我が家は前提として「将来的に貸したり売ったりしやすい立地」を土地探しをしていました。
転勤族なのもありますが、今後何があるかは分からないし、子どもたちが住みたいと言わなければ相続せず売却したいと思っているので、出来るだけ家を売って(貸して)動きやすくしておきたかったからです。
土地を探す際は、資産価値としての側面と、建物を建てる上で気をつけるべき条件の両方に注視して探しました。
途中、土地の優先順位が頻繁に分からなくなり、短期間で右往左往しつつも、①→④で落ち着きました。
①土地評価額を重視説
土地の価値に重きを置いて、総予算を土地価格>建物価格にするのが最もコスパ良く、かつ安心した将来設計が立てれると考えたため、予算は土地に全振りしようとした時がありました。
→ですが、我が家にとっては希望条件に叶う土地の価格が高すぎたので建物価格を抑えようとした場合、建物だけなら建つかもしれないけど設備等は最低ランクになったりと思い描くお家は建てられないと思い、土地全振り説はなくなりました。
②土地評価格を重視したリフォーム説
リフォームを視野に入れた時もありましたが、売りに出されている物件は築年数が古いものばかりで、私達は耐震性や気密性を重視していたこともあり、希望のお家を建てるには結局建て直しが必要だなと思い、リフォーム説もなくなりました。
また、夫の友人の営業マンからもそこでずっと定住しない可能性があるならあまりオススメはしないとのことでした。主な理由として、リフォームだと物件評価額が築年時になるので売る際に不利になってしまうからだそうです。
③土地評価額と建物価格が五分五分
希望エリアで条件に合う物件が全然出てこないので、少しずつ範囲を広げて(=駅から遠いけど昔ながらの良いと言われる地域)探した時もありました。結果、立地も建物も中途半端になるだけだったのでやめました。
④土地評価格と建物価格は結局1:2のバランスに
最終的には、土地1:2建物くらいの割合で落ち着きました。たまたま出てきた条件に合った土地の価格に合わせて、このくらいの割合になったと言った方が正しいです。建物の価格は建てるメーカーが違えばもう少し抑えることもできたと思います。
とても資産価値のある土地を購入できたとは言えませんが、自分たちの予算含めた条件に見合う土地を購入できたと思っているので満足しています。あとは、家を売却する頃までは過疎化しないことを祈るばかりです。